9月15日(日）、例年にない7月の長雨で延期になっていた「アートパーク12～伝説の子ども魂」が開催されました。
私たち保育科有志「子どものアート研究グループ」では、保育園きぼうのたから、保育園きぼうのつばさと一緒に「どうぶつぶつぶつ」というワークショップを行いました。空き箱を使って自分の分身の動物を作り、言いたいことを吹き出しに書いて言わせちゃおう！というワークショップです。完成した動物たちは「そうぶつぶつぶつ園」に展示してみんなで鑑賞します。





朝、美術室前の廊下にあるアートパークのための荷物を、みんなで協力して公園まで運びます。
大きな荷物は、地域の方が、車で運んでくださいました。

公園では、いよいよ準備スタート！

段ボールを組み合わせた看板です。遠くから見ても目立つような場所に置きました。

私たちがお世話になっている保育園きぼうのたからと保育園きぼうのつばさの保育士さんです！「どうぶつぶつぶつ」に合わせてデザインされた衣装が楽しい！

10時、いよいよアートパークのスタートです！「どうぶつぶつぶつ」にも、たくさんのお客さんがいらっしゃいました。

遊び方の説明を聞いた後、まずは材料探しです。最初からイメージを持って探す子もいれば、材料を見てアイデアが思いつく子と様々です。いろいろな形の空き箱や、紙コップ、芯類など、気に入ったものを組み合わせながらどんな動物が作れるか、作りたいかを考える大切な時間ですね。私たちと会話をしながら考えていきます。

大体決まったら、毛糸や色紙など、そのほかに必要な材料を探します。「この毛糸ください。」「どのくらい欲しい？」

「ぼく、この紙がいいな。クシャクシャにして付けたいの。」「いいこと思いついたね！何色がいいのかな？」

絵具を使いたい人は、絵具コーナーで塗っていきます。

親子で一緒に作る子、親子で別々に作る子、学生と一緒に作る子、お友達同士で作る子など、思い思いに制作しています。

ピンクが大好き。ピンクのウサギを作っています。

茶色を塗って、何ができるのでしょうか？

お母さんと絵具コーナーにやってきました。一緒に作るの楽しいね。

全身絵具まみれになっています。お母さんが傍で見ていて、「着替えを準備しているので大丈夫です」と、にこにこしながら見守ってくださっていました。この子は安心して絵具遊びを楽しんでいるようです。

何やらおしゃべりしながら、満足そうに着色しています。

耳の長い動物を作っています。

完成した作品は、どうぶつぶつぶつ園に展示されます。「お腹すいた～～」「いただきま～す」と言っています。

「どこに飾りたいの？」

思い思いの動物が完成しました。




最後に、保育士さんたちと記念撮影！

【参加学生の振り返り】
・クラスの人と協力して、助け合いながら今自分でやることを考えながら行動できたことがよかった。
・子どもと一緒に作っていると、どんどんやりたいことが出てきて、子どもってすごいと思った。
・2回も延期になり、実施できるのか心配していましたが、できてよかった。たくさんの親子が来てくれたので、うれしかった。
・子どもはキラキラした目で作ることを楽しんでいて、一緒に作っていると、私も楽しくなりました。
・朝早くから大変でしたが、自分のためになるボランティアができたと思う。参加できて良かった。
・子どもと大人、両方の支援ができた。
・多くの地域の方々と交流ができ、貴重な経験になった。
・自由に作る子どもたちの姿から、自分の感性も豊かになったと思う。
・受付など、遊び方の説明をするのが大変でしたが、だんだんうまくなってきて、積極的に声も出せるようになった。
・子どもに作り方のアドバイスをするのが難しかった。子どもにはそれぞれ考えがあって自分の作りたいイメージを持っていることがすごいと思った。
・普段、あまりかかわることができない保護者の方ともお話ができて貴重な機会になった。
・きぼうのたからやきぼうのつばさの子どもたちが大勢来てくれて、私たちのことを覚えてくれていたのがうれしかった。
・子どもたちの制作の様子をまじかで見ることができ、授業での学びと結びつけて考えることができた。
・想像以上にたくさんの親子が来てくれて、びっくりした。子どもたちは、本当に個性豊かで、とてもよかった。作りたいイメージを1人1人がしっかり持っていた。